こちらはシュンドラパンドラで扱っているスペシャルなチキンを使ったハーブスパイスの効いた香草焼きです。とっても美味しいので、ぜひ一度お試しください。

脂身が少なく、高タンパク低カロリーな鶏肉は、身体に気を配る多くの方が取り入れている食材です。ヘルシーなイメージがありますが、それぞれの部位の違いによって栄養価や向いているお料理などが変わってきます。

この機会に、鶏肉について詳しくなりましょう!

鶏肉の注目の栄養成分

タンパク質

筋肉を鍛える

タンパク質は筋肉を作り代謝を上げるのに欠かせない栄養素です。筋肉量が増えると、脂肪を燃焼しやすい身体になりますが、それ以外にも臓器皮膚毛髪ホルモン酵素免疫物質、血液など人体の大部分はタンパク質で構成され、体内で常に合成分解を繰り返しています。

そのため、タンパク質が不足してしまうと、

  • 筋力量が減って体力が落ちる
  • 疲れやすくなる
  • 免疫力が下がる
  • 記憶力が低下する
  • 肌荒れ
  • 髪が傷む
  • 太りやすく、やせにくい体質になる

このように筋肉量が減るだけでなく、美肌や美髪に影響が出る場合があり、病気にもかかりやすくなってしまいます。

セレン

抗酸化酵素の構成成分、また、甲状腺ホルモンを活性化する酵素の構成成分としても重要なミネラルです。

不足の場合】:関節症、筋肉痛、皮膚の乾燥、生殖能力の低下etc

過剰摂取の場合】:爪の変形、脱毛、胃腸障害、下痢、疲労、神経障害、肌荒れetc

といった懸念があります。ただ、食事で摂る場合は過剰摂取の心配はありません。サプリの場合は過剰摂取する可能性があるので注意が必要です。

ナイアシン

水溶性ビタミンB群の一種です。身体のエネルギーを作り出すとともに、脂質や糖質の分解を促し皮膚や粘膜の炎症を防いでくれる効果があります。そのため、栄養不足による肌や髪の乾燥やパサつきを防いでくれる働きがあります。

ナイアシンが不足すると、食欲がなくなり、消化不良、皮ふの発疹が起こりますが、通常の食生活であれば不足の心配はありません。

また過剰摂取は消化不良や下痢などの消化器系の障害や、肝臓の障害などが起こる場合もありますが、こちらも通常の食生活では過剰の心配はありません。サプリメントによる過剰摂取は気を付けてください。

 

パントテン酸

脂質や糖質を代謝し、エネルギー産生に必要な酵素を補助する重要な役割を持つビタミンB群の一種です。また、善玉コレステロールを増やす働きがあるといわれ、動脈硬化の予防が期待されています。

こちらも普段の食生活でしたら不足の心配はありません。

ビタミンB6

ビタミンB6は食品のタンパク質からエネルギーを作り出します。アミノ酸の代謝や、心を落ち着かせる働きがある神経伝達物質のセロトニンギャバ、ドーパミン、アドレナリンなどの生成にも関わっている成分です。

不足すると体の疲れや口内炎やニキビなど肌に影響を及ぼすので注意が必要です。

部位の違いについて

むね肉

鶏のむね肉

文字通り、の「胸」の部分のお肉です。大胸筋と呼ばれる筋肉で、羽根を動かすのに重要な役割を果たしています。そのため、脂肪が少なく締まったお肉でタンパク質が豊富です。またナイアシンが多いのも特徴です。見た目はやや白っぽい色になります。

また胸肉は、味わいも淡白で、もも肉に比べるとかなりあっさりとしています。ですが、実はうまみ成分イノシン酸もも肉より豊富といわれています。

価格もも肉よりリーズナブルで、1枚肉で販売されているのをよくみかけます。鶏むね肉に多く含まれている成分はナイアシンパントテン酸です。

おすすめの調理法

から揚げ、チキンフライ、チキンカツ、蒸しどり、冷麺のトッピング,酢の物、棒棒鶏(バンバンジー),チキンカツ、ピカタ,照り焼き,チキン南蛮、などです。

柔らかくて脂肪が少なく味もあっさりとしているため、基本的にどんな料理にもなじみやすい部位であるむね肉ですが、欧米料理や中華料理に使われることが多く、「足し算の料理」に向いています。

足し算とは、スープやソースで味を加える調理法です。また、脂肪がなくあっさりしているので、油と組み合わせた調理法や、淡白な味わいを生かした蒸し物が向いています。

むね肉は、肉に厚みがあるため、観音開きや、そぎ切りにすることで食べやすくなり美味しくいただけます。

水分が逃げやすい鶏ムネを柔らかく仕上げるコツ

水分が逃げやすい鶏むね肉を柔らかく仕上げるコツ

鶏むね肉は筋肉の膜が薄く、水分が逃げやすい特徴があります。

ビニール袋に水、塩、砂糖水100cc、塩5g、砂糖5g)を溶かし、あらかじめ肉全体をフォークなどで刺した鶏むね肉を入れてもみ込みます。砂糖には保水効果があり、鶏肉の水分を逃さない働きがあります。このひと手間をかけることで、加熱後もしっとりした食感になります。ぜひ一度お試しください。

ささみ

鶏のささみ

実は、ささみは胸肉の一部分の事を指していて、胸肉に抱え込まれたような位置に存在する部位です。笹の葉の形に似ていることから、ささみと呼ばれるようになったとも言われています。

一羽から取れる量が少なく希少部位のため、価格は胸肉より高くなります。ほとんど使われる事のない筋肉と言われ、上質で大変柔らかいお肉になります。

また、この部位は豚や牛で言い換えれば、「ヒレ肉」にあたる部位になります。タンパク質が良質で含有率が高い(高蛋白)ため、アスリートやボディービルダーが好んで取り入れる部位です。

ダイエットにも強い味方ですね。

向いている調理法

棒棒鶏
棒棒鶏

白い筋があるため、丁寧に取り除いてから調理すると縮みも少なく口当たりも良くなります。お店にによっては、筋なしのささみも売られている場合もあります。

茹でたり酒蒸しにして、細かく裂いてあえものやサラダに入れるのがおすすめです。また、衣をつけてフリッターカツにするとボリュームがでてお子さんにもウケが良いですよ。ささみのチーズカツは絶品です!

また、さっと湯通した、ささみ刺しを山葵醤油でいただくと、お酒のおつまみとしても最高の一品になります。

もも肉

もも肉は足の付け根や腿の部分で、赤みがあり筋肉質なお肉です。鶏肉の中では鉄分が多く,ビタミンB2が豊富な部位です。。脂肪もたっぷりとついているので、旨味とコクがあり、どんな料理に使ってもジューシーに仕上がるという特徴があります。

鶏肉のなかでは、旨味が一番高い部位であるといっても良いでしょう。お店によっては、骨つきやぶつ切りで売られていることもありますが、骨なしの1枚肉で売られていることが多いです。

もも肉には、ビタミンKセレンも多く含まれています。ビタミンKは出血時に血を凝固してくれる働きがあり、さらに骨の形成を促す働きもあるので骨粗しょう症の予防にもなります。

向いている調理法

鶏のテリヤキ
鶏のテリヤキ

もも肉は、和食に向いているといわれます。和食の基本は「引き算の料理」です。素材の持ち味を活かした料理で、煮物や、照り焼き、唐揚げなどにおすすめです。

もも肉を使用した唐揚げは、むね肉唐揚げよりもジューシーに仕上がります。皮は焼いたときに縮みやすいので、事前にフォークで刺しておくと縮みを防ぐことができます

カロリーが気になる方は、皮を取り除いて調理してください。また、黄色い余分な油は、キッチンバサミなどで取り除くと臭みも抑えられ、より美味しくいただくことができます。

鶏肉を食べる際の注意点

鶏は、カンピロバクターという菌を保菌している場合があります。この菌は、腹痛や下痢などを起こす原因となるため、気温が上がる季節の扱いは特に注意が必要です。

カンピロバクターは、加熱処理をすることで多くの場合、感染を予防することができるため、中心部が75度以上になるようにし、1分間以上加熱するようにしてください。

そのほか、生の鶏肉が別の食品と直接触れないように気をつけましょう。

まとめ

部位 特徴 豊富な栄養素 向いてる調理法
むね 鶏の胸部分のお肉 脂肪が少なく締まったお肉でタンパク質が豊富 ナイアシンとパントテン酸が多く含まれる スープやソースで味を加える調理法
ささみ 胸肉に抱え込まれたような位置にある部位。 ほとんど使われる事のない筋肉と言われ、上質で大変柔らかいお肉 タンパク質が良質で含有率が高い(高蛋白) 白い筋を丁寧に取り除いてから調理すると縮みも少なく、口当たりも良い。
もも 足の付け根や腿の部分 筋肉質なお肉で、鶏肉のなかでは、旨味が一番高い部位である 鉄分、ビタミンB2。
ビタミンK、セレンも多く含まれる
素材の持ち味を活かした、和食向き。

いかがでしたか?
価格的にも取り入れやすく、栄養価の高い鶏肉を上手に調理して、毎日の献立に役立ててみてくださいね。