牧草だけを食べる牛の生乳から作られるグラスフェッドバターは健康や美容、そしてて特にダイエット効果があると注目されています。

現在一部の店舗でしか取り扱いのないグラスフェッドバターですが、ネットではここ1,2年でいくつか商品を見かけるようになりました。

現在手に入るのは

  • 国産(日本)
  • フランス産
  • ニュージーランド産

この3つでほぼ100%を占めていて実際にはどれを購入しても問題はありませんが、それぞれどのような特徴があるのか、そしておすすめの商品についても紹介します。

また究極のバターと言われる「ギー」のおすすめ品についても紹介します。

この機会にグラスフェッドバターの正しい選び方について学んでください。

グラスフェッドバターの正しい選び方!国産、フランス産、ニュージーランド産の違いとは

グラスフェッドバターの「グラスフェッド」は「牧草を与えた」という意味ですので、エサはもちろん牧草のみです。

ですがバターを流通させるには多くの牛が必要なので、広大な牧草地が必要となります。また、年中牧草が生えてないといけないため、雪が少なくて1年を通して温暖な地域が適しています。

ただこのような条件を満たして牛を育てるのは難しいため、グラスフェッドバターはとても貴重で一般のバターと比べても高価です。とは言っても安心・安全で栄養価の高いグラスフェッドバターをぜひ食べていただきたいです。

現在、日本で購入できるグラスフェッドバターには国産(日本)、フランス産、ニュージーランド産が中心ですが、ぞれぞれどのような特徴があるのでしょうか?

国産(日本産)の特徴とおすすめ商品

日本の牧場は北海道に多く、広大な牧草地で育てられるのは良いのですが、雪が多くて積もっている期間も長く、1年中牧草だけをたべさせるというのは難しい状況です。

また北海道以外の地域は雪が比較的少ないものの逆に牧場が狭いために、牧草だけを食べせるというのは本当に難しいです。

となるとグラスフェッドバターのもととなるグラスフェッドの牛を育てるというのはかなり困難で、実際に牧草だけを食べさせて育てている牧場はあったとしても、バターを流通させるほどの数は作れません。

そのため国産のグラスフェッドバターがほとんど流通していないのですが、唯一購入できるのが「中洞(なかほら)牧場のグラスフェッドバター」です。

国産おすすめグラスフェッドバター

なかほら牧場グラスフェッドバター

中洞(なかほら)牧場岩手県下閉伊郡岩泉町にあるなかほら牧場は山地(やまち)酪農です。岩手といえば北海道の次に大きく、東北なので雪は降りますが、北海道ほどではありません。

は一年を通して山で自由に過ごし、太陽と月と雨と土中のバクテリアの力だけで育つ野シバ木の葉を食べて暮らしています。

牧草は農薬も使用しないで育てられるから安全だと思っているかもしれません。ですが牧草を食べた後に、すぐ生えるようにと化学肥料を使用する牧場もある中でなかほら牧場のように自然に生えている草や葉がエサというのは安心です。

またなかほら牧場の広大な敷地である広い山に一年じゅう昼も夜も放牧し、食事・睡眠・排泄はもちろんのこと、交配・分娩・哺育までを全部ウシまかせにしているため、ストレスとはほとんど無縁です。

これが北海道だと雪が降っている間は牛舎に入れる必要があり、本州の牧場ではほとんど牛舎で生活している牛もいます。狭い牛舎で育った牛はストレスがたまるので、それが牛乳の味に影響すると言われています。

実際に実験では、牛舎で育った牛牧草地でのんびりと過ごした牛はストレスの違いにより味が違うことがわかっています。

このような点からも単に牧草を食べているというのではなくストレスもないため、「おいしい牛乳から作られたグラスフェッドバター」という点がなかほら牧場のおすすめポイントです。

ただ、岩手も寒い地域で、山地となると「冬は穀物の飼料を与えているのでは?」と思うかもしれませんが、冬季の飼料は無農薬の自家採草サイレージ、または国産乾草を与えているので安心してください。

サイレージとは青刈りした牧草を発酵させたもの

搾乳時のおやつに粉砕焙煎大豆・圧片小麦・雑穀ぬか等を与えるそうですが、牛の体に良いものですし、ほぼ100%グラスフェッドバターと言ってよいでしょう。

  • 化学肥料を使用していない牧草や葉をエサにしている
  • 山地に放牧しているのでストレスがなく上質な生乳を使用
  • 放射能不検出

このように安心・安全でおいしい牛乳から作られた「なかほら牧場のグラスフェッドバター」は本当におすすめです。

青空レストラン」や「マツコの知らない世界」などの番組で取り上げられて、乳化してもすぐに売り切れになることが多かったですが、最近は買いやすくなったみたいです。

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フランス産の特徴とおすすめ商品

フランスは日本よりも面積が広いですが実際に牧草地も日本より広く、春から秋にかけては牧草を食べている牛が多いです。そしてフランスも日本のように温かい地域と寒い地域があるものの、寒い地域では日本ほどは雪は降りません。

ただし、冬まで牧草を食べている牛は少なく穀物の飼料を食べている牛がほとんどなので、グラスフェッドバターの種類もそれほど多くはありません。

選ぶ際には「食料品の品質保証」を表す「AOC」または「AOP」という文字が記載されているものを選べは大丈夫です。

※AOCはフランス、AOPはEUが認証したものです

これらのマークが付いている食料品は高品質です!」という意味なので安心して購入できます。

これ以外にも「ABマーク」というものもあります。ABマークとは、「AGRICULTURE BIOLOGIQUE(アグリキュルチュール・ビオロジック)」の略で、

  • 有機肥料使用
  • 無農薬栽培

でなければならないという条件があり、フランス政府が1981年に制定した有機農産物の証です。

  • 化学肥料
  • 化学薬品の不使用
  • 遺伝子組み換えによる肥料

などが禁止されており。

  • 最低3年間の有機農法を続ける
  • 1年ごとに抜き打ちで検査が行われる
  • 商品加工に至る全工程で添加物などを含まない

といった厳しい条件をクリアしてはじめて与えられる認定マークです。

また、ABマークの貼付が認められるのは、フランス経済省と農業省が認める国際有機認定機関のECOCERT(エコサート)による審査をクリアし、EU圏内で加工された製品に限られます。

このようにAOCAOP,そしてABマークの商品を選ぶことで高品質のバターを購入できます。

おすすめフランス産グラスフェッドバター

①「R-BIO(アールビオ)グラスフェッドバター

こちらはABマークを取得しているグラスフェッドバターです。

数種類あるグラスフェッドバターの中でも日本未入荷でパリでしか買えない商品です。製造元であるBiodéal社は100%オーガニックの製品しか扱わない会社で、徹底した管理のもとで製造されたビオバターは、ほんのりと甘く優しい味わいです。

グラスフェッドバター 発酵 バター アールビオ 250g × 3個 オーガニック 無添加 <無塩タイプ>

 

②「バイオ グラスフェッドバター」

バイオグラスフェッドバターABマークがついているバターです。バイオ・グラスフェッド(無農薬・無化学肥料)で育った牧草を食べた牛の乳のみでバターを製造しています。

「年間を通して牧草を食べているわけではないので、ぼぼグラスフェッドバター」というコメントを見かけますが、完全100%というのは難しいと思います。

ですが高品質であるのは間違いありませんので、価格は気にしないという人におすすめです。

バイオ・グラスフェッドバター無塩250g【楽天市場】

ニュージーランド産の特徴とおすすめ品

ニュージーランド日本の約3分の2の面積ですが、国土の約半分が牧場という環境です。また1年を通して穏やかな気候なので、雪が降る地域もありますが1年中牧草は生えている地域もあります。

そしてニュージーランドではもともと「牛は草だけを食べて育てる」という考えがあり、

  • 代表的な牧草のライグラス
  • 栄養価の高いクローバー

に加えてハーブ類なども与えることにより、肉質改善といった品質向上にも努めています。

さらに「1年中発芽の絶えない牧草地」を目指していて、その土地に自然に生えているもの以外にも、あえて牛の育成に有効な牧草を選んで種をまいています。

このようにニュージーランドグラスフェッドバターを作るための必要な条件がそろっています。

国が牛の管理を行い、そもそも農薬などで汚染されている穀物の飼料の輸入を厳しく制限しているので、全体的にグラスフェッドバターの品質が高く、フランスのようにAPOなどのマークを付ける必要もありません。日本やフランス産と比べても価格が安いです。

おすすめのニュージーランド産グラスフェッドバター

①フォンテラ社アンカーグラスフェッドバター5㎏

こちらは「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」でも紹介されているフォンテラ社アンカーのグラスフェッドバターです。

5㎏と大容量なので、冷蔵庫が小さいと入りきらないかもしれませんが、小分けにして入るのでしたら、コスパ最強のグラスフェッドバターです。

250gあたりの価格は

  • フランスバイオ(Bio)が2700円
  • ニュージーランドフォンテラ社440円

とかなり差があります。逆に安すぎて「品質が悪いのではないか??」と疑ってしまいそうになりますが全く問題ありません。品質は間違いないので、冷蔵庫や冷凍庫に小分けにして入る状況であれば購入してみてください。

大きさは縦約30cm×横約17cm×高さ約10cmです。

最強の食事で紹介されているバターであなたも「バターコーヒーダイエット」に挑戦してみませんか?

フォンテラ社 グラスフェッドバター 無塩 業務用5kg 冷凍

②「ウエストゴールド グラスフェッドバター1㎏

こちらもニュージーランド産のグラスフェッドバターです。

5㎏のグラスフェッドバターは多すぎ!」という人はこの1㎏タイプのバターをおすすめします。フォンテラ社よりは1㎏あたりで換算すると若干高いですが、フランス産、なかほら牧場のグラスフェッドバターと比べるとかなりお得です。

私もこちらのバターを購入しています。

このグラスフェッドバターとMTCオイルをコーヒーに入れて毎日飲んでいます。ぜひ一度試してみてください。

ウエストゴールド・グラスフェッドバター無塩1kg(楽天市場)

まとめ

国内で手に入るグラスフェッドバターは

  • 国産(日本)
  • フランス産
  • ニュージーランド産

この3か国になりますが、まだお店ではあまり販売しておらず、ネット通販で購入するのが一番手に入りやすいです。国産のグラスフェッドバターは手に入りにくく、唯一手に入るのはなかほら牧場のグラスフェッドバターです。国産のグラスフェッドバターは貴重なので価格も外国産よりも高くなります。

フランス産は農産物に「AOC」または「AOP」、「ABマーク」が付いているものが品質が高いという証拠なので、これらのマークがパッケージについているグラスフェッドバターを選びましょう。

ただグラスフェッドバターはそれほど多くは生産されていないので、ニュージーランド産よりも高くなります。

ABマーク付きの

グラスフェッドバター 発酵 バター アールビオ 250g × 3個 オーガニック 無添加 <無塩タイプ>

バイオ・グラスフェッドバター無塩250g【楽天市場】

ニュージーランド産はグラスフェッドバターを作るための環境が整っています。日本産はもちろん、フランス産と比べても圧倒的に多く作られているので価格が安いのがうれしいです。

おすすめはコストパフォーマンス№1の

フォンテラ社 グラスフェッドバター 無塩 業務用5kg 冷凍

5㎏は多すぎる場合は

ウエストゴールド・グラスフェッドバター無塩1kg(楽天市場)

を購入しましょう。

購入したら、ぜひダイエットのためにコーヒーに入れたり、サラダ油の代わりに炒め物に使ってください。グラスフェッドバターは健康や美容効果があります。

毎日の食生活にグラスフェッドバターを取り入れてみてはいかがでしょうか。